マルトリートメントの実験室

ランニングと人工知能と神経科学と神社・お寺(とハロプロ)

提言

 学校の定期検診に神経・精神疾患の項目を入れること

 

 自殺やうつ病がなくなった場合の経済的便益(自殺やうつによる社会的損失)の推計額は、

 (1) 2009年の単年度で約2.7兆円

 (2) 2010年でのGDP引き上げ効果は約1.7兆円

 

www.mhlw.go.jp

 

 思っていたよりも大きい。経済面だけで推し量るものではないけれど。

 この問題を解決するには、多分なるべく早期に介入することがいい。

 

 どんな病気でも早期に発見して予防するのがいいのだろうけれど、

 特に理由は二つあって、第一にシナプス可塑性の問題

 第二に、その後の人生設計に大きな影響を与えてしまうから。

 

 通っている大学ではアンケートによる精神疾患への調査があるけれど、

 やっぱりそれだけでは客観的にスクリーニングすることは難しい。

 クオリアがシェアできないとしたら、

 自分のことにあまり気づいていなくても、実はその人は不安障害で、

 人生が生きづらくなっているかもしれない。

 

 どうにかバイオマーカーで客観的にリスクを知ることができないか。

 fMRI脳脊髄液検査がまだまだ実用困難ならば、

 唾液からコルチゾール値を計測するだけでも。

 

医師が単なる投薬だけでなく、生活プログラムを指示すること

 

 これは、カウンセラーが「こういう風に人と接しましょう」とか

 「考え方をちょっと変えてみたらどうか」というアドバイスをすることではないです。

 

 投薬も大切ですが、科学的なエビデンスに基づいて、

 食事や運動量などの生活の様々な面を管理することで、

 総合的に精神疾患に対してのアプローチができるのではないか、ということです。

 ちなみに今の主治医の功刀浩医師は、神経栄養学という分野を提唱しています。