脳と精神の実験室

運動と坐禅とエビリファイ1mg

『うつ病治療の基礎知識』 (医師の探し方 mECT)

もっと早く読んでおきたかった

 

うつ病治療の基礎知識 (筑摩選書)

うつ病治療の基礎知識 (筑摩選書)

 

 

 短い診療では医師が伝えきることの出来ない、

 治療の考え方やガイドラインについて詳しく書いてありました。

 

 精神科の診断の難しさであったり、

 精神科で使われる薬の分類であったり

 そのほかのmECTなどの療法であったり、

 新型うつの見解であったり、

 

 一読すると、断薬や転院について考えが変わってくると思います。

 

専門医・指導医検索:公益社団法人 日本精神神経学会

 

 ここで検索して名前が出てきた医師は、信頼性が高いそうです。

 しっかりと精神科の専門性を持った医師なので、

 もともと違う畑でしたが、心療内科を開きました、などという医師を区別できます。

 

 功刀浩医師はもちろん載っていましたが、

 廣瀬久益医師は載っていませんでした、唖然。

 

mECT

 

 以前rTMSについて書きましたが、

 

mentalians.hatenadiary.com

 

 mECT(修正型電気けいれん療法)も

 脳への刺激を利用した治療法です。

 mECT専門外来|国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 病院

 

 修正型電気けいれん療法は、頭部に通電することで人為的にてんかんと同様の電気活動を誘発する治療法です。(中略)電気けいれん療法がどうして効くのかは解明されていませんが、効果があることはこれまでの研究によって分かっています。治療は精神科医や麻酔科医、看護師の構成で安全に行われます。

 

 うつ病統合失調症躁うつ病が主に適応となる疾患です。その他の疾患については、mECTマニュアルに基づいた適応判断をしています。適応となる状態例を挙げてみますと、
・ 精神的あるいは身体的な観点から迅速な治療効果が必要
・ 薬でなかなか治らない
・ 薬の副作用が強く出るために治療が難しい
・ 以前に電気けいれん療法が効果的であった
高齢者や妊娠中など他の治療方法よりも高い安全性が必要

 

 難治性のうつの方、ぜひ利用されてみてはいかがでしょうか。